鎌田實の「健康長寿の人生論」と橋本敬三の「息食動想」のにているトコロ

操体サロンのアミケンです。

1%の力』『がんばらない』などの著者であり、医師の鎌田實(かまた みのる)先生の講演会にいってきました。

minoru01.jpg


テーマは「健康長寿の人生論」

とても面白く、良いお話だったので、備忘録として要点をメモしておきます。

●健康は、幸せに生きるための手段であり道具。 「健康のためなら死んでもいい!」とかギャグにもならない。

●テレビの健康番組に踊らされてはいけない。
「朝バナナ」とか、毎週コロコロかわるトピックに食いついて、それだけを続けてもタメにならない。

●健康長寿のコツは「減塩」「野菜をたくさん摂る」「良い油をとる」「発酵食」「運動」「生きがい」「絆」

●おすすめ食材は「しょうが」「ネギ」「にんにく」「チーズ」「みそ」「魚」

●脳内物質「オキソシンとセロトニン」が免疫力を高める

●行動変容を起こすにはコツがいる。他人を動かすのは難しい。自分で決断すると動ける。


お話をきいていると、操体の考案者 橋本敬三の提唱した「息食動想」の考え方にすごく似ているなと思いました。

鎌田先生は「食」のお話をメインにというか、導入にして運動とメンタルの連動性、そして健康と幸せな人生の過ごし方を説いておられていたので、共感するところが多々ありました。

もっと鎌田先生の著書を読んで、操体との共通点を探ってみたいなと思いました。