「3つの愛」by 浪越徳治郎

浪越徳治郎先生
小林秋朝先生の指圧授業で、とても良いお話を聞いたのでメモ。

浪越徳治郎先生は、生前「3つの愛の大切さ」を説いたそうな。

1つ目は「夫/妻を愛すること」
2つ目は「仕事を愛すること」
3つ目は「地元を愛すること」

「夫/妻を愛する」とは、家庭を愛する、自分の生活の基盤を大事にするっていうことですね。

その次に「仕事を愛する」…この場合「指圧の仕事を好きになる」っていうことですね。
楽しんで指圧ができるようになること。
そのためには、修練を絶やさず日々精進。
結果として、クライアントの健康に貢献できてこそ「楽しめる・誇れる・愛せる」という境地に到達できる…という意味なのかなと。

「地元を愛する」とは、生活や仕事をする上での地域コミュニティ、社会コミュニティを大事にしなさい…という意味だそうです。
小林先生は「郷に入っては郷に従え」という言葉を使って説明していました。

少し話が逸れますが、
私は20歳の時、1年間のアメリカ~メキシコ留学をしたのですが、旅立前に大阪の祖父(故人)が「郷に入っては郷に従え」と一筆色紙にしたためて手渡してくれました。その当時は、その真意を理解できませんでしたが、今となってはわかります。
ようやく人間的に丸くなれてきたということなのかもしれません(笑)

浪越徳治郎先生も、同じ教訓を残してくれたということを知り、やはり真理なのだなと改めて思いました。