日本指圧学会・夏期学術講習会に参加してきました(2024年7月20日)


7月20日(日)、3連休の中日。
夏晴れの小石川 伝通院にて開催された「日本指圧学会 夏期学術講習会」に参加してきました。
会場は、私の母校でもある日本指圧専門学校。
当日は参議院選挙の投票日でもありましたが、朝イチで投票を済ませてから向かいました。

日本指圧学会は、指圧療法の普及と研究を目的とした団体です。名誉会長は日本指圧専門学校の前校長・石塚寛先生。2011年に設立されました。

今回の参加者は、専門学校の学生さんが中心で、卒業生の姿は少なめ。
やや寂しさを感じましたが、その背景には学会の広報体制の問題もあるようで……。
現在、学会の公式ウェブサイトは運営停止中で、開催案内はFacebookとInstagramのみ。
総会の中でも「情報が卒業生に届いていないのではないか」という指摘がありました。
私自身も、もっと広報力を高めて、多くの卒業生に届く形にしてほしいと感じました。

午前中は総会と学術講習会。3名の先生方による症例報告が行われました。

●健朋堂 酒見健太郎先生「仙腸関節障害による慢性痛への指圧治療」
●世田谷指圧治療院てのひら 宮下雅俊先生「フライバーグ病に対する指圧治療と自己指圧の効果」
●日本指圧専門学校 金子泰隆先生「めまいに対する指圧」

午後は実技講習会。
●いのうえ指圧・井上寿男先生による「腰痛治療」
●金子泰隆先生による「めまい・自律神経失調に対する指圧法」
が行われました。

卒業生にとって、こうした学術講習会は、情報収集や技術の再確認、そして同業者との交流ができる貴重な場。定期的に開催していただけるのは本当にありがたいことです。

願わくば、もっと多くの卒業生が参加できるよう、広報の工夫をお願いしたいところです。
また、講師の顔ぶれにももう少しバリエーションがあると、学びの幅が広がって良いなと感じました。

ちなみにちょっと嬉しかったのは、卒業して5年が経った今でも、初対面の後輩に声をかけてもらえたこと。SNSやYouTubeを見てくれていたそうです。
誰かが見てくれていると思うと、情報発信も続けていこうという気持ちになりますね。

次回の「日本指圧学会 冬期学術講習会」は、12月7日(日)に開催予定とのこと。
そして現在止まっている公式ウェブサイトも、近々リニューアルされるそうです。

ちなみに、7月20日時点での学会のSNSフォロワー数は、Facebook17人・Instagram15人…。
冬までにはもっと増えていることを祈りつつ、また参加したいと思います!