最高でした「ラ・ラ・ランド」



こんにちは、アミケンです。
先日、映画「ラ・ラ・ランド」を観てきました。
本作は今年のアカデミー賞で歴代最多の14ノミネートを記録したミュージカル作品です。

私のこれまでの人生ベスト映画はステファン・エリオット監督の「プリシラ」(1994/オーストラリア)だったのですが、どうやら2位に転落しそうです。ってくらい心に響いた傑作でした。

冒頭の10分で「あ、これは必ずもう1回観よう!」と、エンディングの時に「これはDVD絶対買おう!」と思いました。
これほどの名作なのに、アカデミー作品賞が獲得できなかったのが不思議なくらいです。
(きっと『ムーンライト』はもっと面白いんでしょうね)


なにが良かったのか?


ネタバレになるので、ストーリーには触れませんが、この映画の良かったポイントを4つ挙げたいと思います。
1つ目は「良い意味のアメリカらしさ」。
華やかで、色彩豊かで、すごく身近に「アメリカン・ドリーム」を掴むチャンスがあるっていう描写が良かったです。Make America Great Again!…じゃあないけど、こういうワクワク感がアメリカ的な魅力ですよね。

2つ目は「青春」。
主人公たちの夢、恋愛、友情、希望、挑戦、挫折、悲哀、努力、成長、決断、後悔、前進……といった青春ドラマに求められる要素が「これでもか!」と盛りだくさん。それでいて、テンポよくストーリーが流れていくのが良かったです。

3つ目は「音楽&映像美とストーリーの調和」。
ミュージカル作品にありがちな「急に登場人物たちが歌い出す違和感」が全くなく、上質な音楽とダンスがストーリー展開と見事に融合していたと思います。

(引用)「映画『ラ・ラ・ランド』がデートムービーとして最悪な理由、あるいはなぜ世界に音楽が必要なのか。」より~
映画史に残るであろうオープニングのミュージカルシーンは渋滞のハイウェイで始まる。そして、そのあとも、「ヒロインが気乗りしないパーティに向かうとき」や「プリウスを駐車していた場所がどこかわからなくてうろついているとき」といったなんでもない、ちょっとモヤっとするタイミングで、たまらなくハッピーなミュージカルシーンが始まる。
つまり、この映画において、音楽はなんでもない日常の、ちょっと停滞した時を美しく一変させる力そのものとして描かれているのだ。

映像も美しくて、どのシーンもポストカードになりそうなクオリティ。CGの使い方も「ちょうどいい」加減になっていて、ロマンチックな演出が素敵でした。

4つ目は「主人公たちの賢さ」。
主役の2人、ジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と女優志望のミア(エマ・ストーン)のキャラ設定と演技が本当に素晴らしかったです。
2人とも、ごく普通のアメリカの若者として描かれているんですけど、けっして「おバカな若者」じゃない。行動も会話も非常に「クレバーでスマートでクール」なのが好印象でした。
言うべきことはしっかり言うし、議論もケンカも仲直りも「ちゃんと」できる。そういう清々しさがありました。


「ラ・ラ・ランド」から学んだこと ※ちょっとネタバレ含みます

映画って、ハッピーエンドになっても、悲しい結末を迎えても「長い人生の中の、ほんの一部を切りとって映画化しただけの話」じゃないですか、基本的に。
そういうのを映画用語で"スライス・オブ・ライフ"って言うらしいです。
しかし実際の長い人生では、愛する人と結ばれた後も人生は続くし、別れてしまったカップルも何年後かには復縁するかもしれない。
なので、1本の映画で描かれる2時間のお話だけでは「話の良し悪し」って本当は判断できないものなんですよね。

その点、この「ラ・ラ・ランド」では、最後の数分で「ぎゅいーん」ってなることで(←観てのお楽しみ!)、長い人生を俯瞰して描いているし、「日々を大切に」「後悔先にたたず」「人生は選択と決断の連続」「運命は自分で切り拓く」「前を向いて生きよう」…といった教訓を与えてくれているような気がしました。


というわけで、「ラ・ラ・ランド」を観ての感想でした!

この記事の筆者

鈴木健介(アミケン) / Kensuke Suzuki

1977年 大阪生まれ。さすらいの編集者 & 操体インストラクターのパラレルキャリア。
合同会社GX代表 / オウンドメディア勉強会幹事 / PRSJ認定PRプランナー / 趣味は旅とテニスと料理とサルサ
操体法は 私の曾祖父、橋本敬三が考案した健康法です。
SOTAI is a movement therapy that was invented in Japan to heal your body naturally.

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