国家試験に挑む受験生の皆さんへ / 本番2週間前の心得

2021年の「あん摩マッサージ指圧師」国家試験は2月27日(土曜日)実施ということで、残り2週間ほどですね。

1年前、自分の「国試直前の2週間」を思い返すと、「やるべきことは、だいたいやったし」という充足感と、「1点でも多く上積みできるように、勉強しなくては」という焦燥感が入り混じった感じだったと思います。

カレンダーを見返すと、国試当日のちょうど2週間前は散髪に行ってました。おそらくサッパリしたかったんでしょうね(笑)

試験の10日ほど前には風邪をひきました。38度台の熱がでて、丸2日間まったく勉強できませんでした。焦る気持ちもありましたが、「これがテスト本番のタイミングじゃなくて良かった。」と思うことにして、静養に専念しました。

試験5日前からは、早寝早起きを心がけ、体内時計のバイオリズムが試験当日と同じになるよう調整をしていきました。起床して、シャワーを浴びて、少し散歩してから机に向かい、国試過去問を制限時間内に解き、答え合わせをして、間違えた問題は見直して黒本にチェックをいれました。

午後以降は映画をみたり、指圧連(阿波おどり)の部活に顔を出したり、好きなラーメンを食べにいったり、ゲームをするなど、リラックス時間もホドホドにとるようにしました。

体調管理、自己管理はもちろん大事ですが、すべて完璧にしようとしなくて良いと思います。
今年はコロナ禍であり、緊急事態宣言下で課せられた制限が多く、ストレスも多いと思いますが、どうかリラックスして、本番で実力が発揮できますように。皆さんの健闘を祈っています!


ちなみに私は、試験直前の見直しは「黒本をみる」ことに専念できるよう、教科書・プリント・ノートに分散していたメモはなるべく黒本内に転記しました。この転記作業は数ヶ月かけて行ったことなので、今からマネはしない方が良いと思います。皆さん自分なりに積み重ねてきた勉強法を信じてやり抜けば良いと思います。どうか周りに惑わされず、自分を信じてあげてくださいね。

この記事の筆者

鈴木健介(アミケン) / Kensuke Suzuki

1977年 大阪生まれ。編集者 & セラピストのパラレルキャリア。
厚生労働大臣認定 あん摩マッサージ指圧師 / 合同会社GX代表 / アミケン編集塾 塾長 / PRSJ認定PRプランナー / 日本指圧専門学校 61期卒 / 趣味:阿波おどり
操体法は 私の曾祖父、橋本敬三が考案した健康法です。
SOTAI is a movement therapy that was invented in Japan to heal your body naturally.

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