日本指圧専門学校へ入学を考えてる方へ。OBとしてメッセージ

浪越学園 日本指圧専門学校のFacebookページで、OB紹介の連載がはじまりました。
私もOBの1人として寄稿させていただきました。今後どんどん更新されていくようです。

以下、寄稿した全文です。

プロフィール


・名前:鈴木健介
・出身地:大阪府
・61期 昼間部(2020年卒)
・勤め先:アミケン指圧院

[1] 指圧師を目指そうとした理由

社会に貢献できる臨床家として解剖学・生理学・病理学などの知識を体系的に身につけるためには、国家資格の勉強をすることが最善の近道だと思いました。

[2] 日本指圧専門学校を選んた理由

修練会や課外活動も含め、実技を経験できる時間と機会が大変充実していることと、日本で唯一の指圧の専門学校として「指圧」に対する圧倒的なこだわりを感じました。
【ミニQ1】『入学前は何してた?』
メディア関係の仕事をしていました。在学中も仕事を続けながら勉強していました。

[3] 在学中の思い出

週に1度「阿波おどり 指圧連」という課外活動に参加しました。 学園祭や高円寺阿波おどり大会といったイベントにむけて、顧問の先生や先輩・後輩たちと一緒に3年間汗を流して猛練習をしたのが、青春ドラマのようで楽しかったです。
【ミニQ2】『バイト何してた?仕事と両立?』
午前中は学校で授業を受け、午後から職場へ向かい、仕事を終えてからファミレス等で宿題やテスト勉強をする…という生活でした。3年生の秋頃から国家試験に向けて仕事量を半分ほどに調整し、朝型の生活スタイルに切り替えるなど勉強時間を増やす工夫をしました。


[4] 指圧師ってこんな感じ


最近開業したばかりなので、まだ指圧師が何たるかを語れるほどの実績がないのですが……。お客様には「指圧って良いね!」と感じていただけるように誠心誠意尽くすようにしています。

ちなみに卒業後の約半年間は開業に向けた物件さがし、パンフレットやホームページ作成といった準備期間に勤しんでいました。また色んな治療院を訪れ、指圧・マッサージはもちろん、鍼灸なども受けにいき、自分ならではのスタイルを模索しました。浪越指圧はメソッドがしっかりしているので、臨床実習でしてきたことをそのまま自信をもってお客様に提供できています。

[5] 日本指圧専門学校の魅力を一言で!

歴史と伝統があり、浪越徳治郎先生の時代から諸先輩方が脈々と継承してくださった技術と「母心」はオンリーワンだと思います。新校舎の図書室・自習室はWifiや電源が揃っていて利用しやすいですし、気分転換できるラウンジもあって勉強しやすい環境です。

入学を考えてる皆さんへメッセージ

新型コロナウイルスの影響により、日々健康でいることの大切さ、免疫力の重要性…といった認識は、日本のみならず世界中で広がったと思います。指圧師の役割は今後ますます重要になってくることでしょう。私は大学や社会人生活でも色んなことを学んできましたが、浪越学園での3年間で学んだ知識・経験・人脈はとても濃密で有意義だったと実感しています。世界へ羽ばたくための環境は確実に日本指圧学校に揃っています。やるかやらないかは貴方次第です!

……寄稿したのは以上です。

こぼれ話

「在学中の思い出」としてハワイ解剖研修のことも触れようと思ったのですが、今後も継続される施策なのか不明だったので控えました(苦笑)
ハワイ大学医学部での解剖研修では、ご献体に実際にメスを入れ、ひとつひとつの筋肉に触れ、神経の太さ・細さ・走行を確認し、各臓器の重さを実感できた非常に大きな経験でした。あの経験の前と後では、指圧の仕方が全く変わったと言っても過言ではないほどです。「患部をだた強く圧せば良いわけではない」というフレーズは、誰でも言葉としては理解できることですが、解剖研修を経験しているか否かで、その意味合いの深さが大きく違うと思います。

こうした海外研修に取り組んでいる専門学校が、どれほどあるのか知りませんが、日本指圧専門学校が私の在学中に2回も開催してくれたことは本当に感謝です。

この記事の筆者

鈴木健介(アミケン) / Kensuke Suzuki

1977年 大阪生まれ。編集者 & セラピストのパラレルキャリア。
厚生労働大臣認定 あん摩マッサージ指圧師 / 合同会社GX代表 / アミケン編集塾 塾長 / PRSJ認定PRプランナー / 日本指圧専門学校 61期卒 / 趣味:阿波おどり
操体法は 私の曾祖父、橋本敬三が考案した健康法です。
SOTAI is a movement therapy that was invented in Japan to heal your body naturally.

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