日本のハロウィンは「アホ丸出し」なのか?
操体サロンのアミケンです。
今年もハロウィンが終わりましたね。
私はキリスト教徒ではありませんが、ハロウィンは「季節イベント」として楽しめばいいと思っているタイプです。もちろん、スルーしたい人はスルーすれば良いとも思っているのですが、今年はなんだかアンチ・コメントを唱える声も多かったですね。ちょっと気になったので色々な視点で考察してみました。
今年のハロウィン「ブーム」は過去最高?
今年は本当にハロウィンブームが日本に来ていたのか気になったので、とりあえずGoogleトレンズで調べてみました。
↑グラフを見ると一目瞭然ですね。2012年ごろから年々人気度は右肩上がりになってきていて、2015年は過去最高だったことがわかります。
10月29日に放送されたWBS(テレビ東京)によると、USJではハロウィンによる集客が絶好調とのこと。
いまやクリスマスよりもたくさんお客さんが入るビッグイベント扱いなのだそうです。
仮装してる人たちって、実はインテリが多い?
私が気になったアンチ・コメントのひとつとして「ハロウィン仮装している大人は、ブームに便乗して騒ぎたいだけのアホ」……的なものがあります。そのあたりについて、さえりぐさんが調べてくれていたので、参考になりました。
【書きました】あしたは月曜日……すでに憂鬱になっている人のために書きました!
【渋谷】仕事が嫌になったので、ハロウィンで仮装している人の「職業」を聞いてみた | 株式会社LIG https://t.co/NZwCR9BXe8 pic.twitter.com/pU8cnEaaUr
— さえりぐ (@saeligood) 2015, 11月 1
メディア関係、IT、エンジニア、プランナー、コンサル……なんだかインテリ系な仕事の人が多いですね。
仮装は子どもがするもの? 外国では大人は?
タレント・西川貴教(T.M.Revolution)氏の「本来のハロウィンで仮装するのは小さな子供達で、大人がコスプレして我がもの顔でねり歩いたりするもんじゃないんですよね」というコメントが話題になりましたね。
ハロウィンの盛り上がりに水を差す気はないですが、やっぱ本来のハロウィンで仮装するのは小さな子供達で、大人がコスプレして我がもの顔でねり歩いたりするもんじゃないんですよね。日本で言えばお盆みたいなもんなんだから、クリスマス同様家族で過ごすものなんだなと改めて思うヒースロー空港なう。
— 西川貴教 (@TMR15) 2015, 10月 30
私は以前、海外に何年か住んでいましたが、大人も子どもも一緒になって仮装していたような記憶があります。インターネットで調べてみたところ、あ、やっぱり。ウォール・ストリート・ジャーナルがバッチリ「大人のハロウィン仮装特集」を報じておりました。
Halloween gives a lot of adults in this town the license to be a kid https://t.co/wsCVbAfEVb
— Wall Street Journal (@WSJ) 2015, 10月 27
キリスト教徒じゃないのに、楽しんでるのは日本だけ?
ハロウィンはそもそもキリスト教の「収穫祭」にちなんだイベント。
キリスト教徒でも、収穫者でもない一般人がハロウィンを楽しむ日本人は、国際的に「邪道」なんでしょうか?またまたインターネットで調べてみましたが、仏教を国教(国として公式な宗教)に定めているタイや、カンボジアでもハロウィンは季節イベントとして市民権を得てきているようです。("Halloween" "Thailand" "Cambodia"等でググってみてください)
ちなみに日本は信仰の自由が認められているので、何を誰が祝っても自由です。
そもそも日本でハロウィン仮装を流行させたのは……?
今でこそ、渋谷、お台場、秋葉原など東京都心はもちろん、北海道から沖縄まで全国各地でハロウィン仮装する日本人が増えましたが、最初に仮装でもりあがっていたのは、英会話スクール講師や、ビジネスマンとして日本で働く外国人たちだった気がします(たぶん)。私は10年前は大阪に住んでいたのですが、ハロウィン当日になるとJR環状線にそうした外国人の方々が、ドラキュラやゾンビやカボチャの仮装をして車両ジャックしていた記憶があります。
【参考:どうなる?今年のJR大阪環状線ハロウィンパーティ!?(2006年)】
まとめ:ハロウィンに異を唱えるのはなぜ?
これまでの考察をまとめると……
●2015年は過去最高のハロウィンブーム。商業的にも大成功
●じつはインテリ系ピーポーがハロウィン仮装を楽しんでいる
●外国でもハロウィン仮装を大人も楽しんでいる
●外国でもハロウィンは季節イベントして楽しまれている
●日本のハロウィン仮装ブームの火つけ役は外国人たち(たぶん)
ということです。
だからといってゴミを散らかしたり、夜通し騒いだりして他人に迷惑をかける行為はもちろんNGですね。(←ハロウィンに限らず)そこに異を唱える気持ちは私も同感です。きちんとマナーを守って、楽しみたい人は楽しみ、スルーしたいひとはスルーすれば良いと思います。もろもろ承知の上で「アホ丸出し」と上から目線で言いたい方も、まぁご自由に(笑)
ところで、「TOKYO DESIGN WEEK」というイベントでは、ハロウィンで回収したゴミをリサイクルしてアート作品を作るというクリエイティブな試み「Shibuya Halloween Ghostbusters」が行われました。
また、東京都ではきゃりーぱみゅぱみゅをイメージキャラクターに起用し「カボチャのごみ袋で、世界一クリーンなハロウィンへ!」という「HALLOWEEN & TOKYO」も行われました。まだまだ日本ではハロウィンを楽しむようになって歴史が浅いですが、年を重ねるごとに洗練されていき、日本ならではの素敵なイベントになっていくといいですね。
ちなみに、私は今年はハロウィン当日が、新潟で開催された操体の全国大会とかぶってしまったので全く何もできませんでした(> <)。
しかし新潟では有意義な体験をたくさんできたので、その話はまた追って。
以上、操体サロンのアミケンでした。
この記事の筆者
1977年 大阪生まれ。編集者 & セラピストのパラレルキャリア。
厚生労働大臣認定 あん摩マッサージ指圧師 / 合同会社GX代表 / アミケン編集塾 塾長 / PRSJ認定PRプランナー / 日本指圧専門学校 61期卒 / 趣味:阿波おどり
操体法は 私の曾祖父、橋本敬三が創案した健康法です。
SOTAI is a movement therapy that was invented in Japan to heal your body naturally.