川名慶子先生の操体法オフラインセミナーに参加してきました。

千駄ヶ谷で18年間「川名操体治療室」を営まれてきた、川名慶子先生の操体法セミナーに参加してきました。
テーマは「基本操法に対して橋本敬三が込めたメッセージとは」で、コロナ対策を万全にした上で、オフラインで開催されました。

操体法の父・橋本敬三医師は1976年(当時79歳)NHKへのテレビ出演したことがきっかけで、全国的に操体法が注目を集め、いわゆる「ブレイク」することになったわけですが、今回のセミナーでは、ブレイク以前の橋本敬三医師の足跡・人的交流関係・著書での発信を川名先生が時系列にまとめてくださり、操体法のルーツを探ることができました。

実技パートでは、正座と跪座(きざ)による重心移動や回旋運動時のカラダの観察と、その時に感じる違和感に対するアプローチを体験しました。
いわゆる基本操法の1つである「ひざ倒し」「かえる足」の3D版の体験が非常に興味深かったです。

セミナー後には、参加者数名によるお茶会を楽しみました。
川名先生がご使用されている「Posture Screen」という姿勢分析アプリのデモを体験しました。
こうしたITを活用して、患者様の施術効果を可視化していくのは、非常に有意義だと感じました。私もぜひ試してみたいと思います。

私が千駄ヶ谷に引越してきたタイミングで、入れ替わるようにして川名先生が千駄ヶ谷を離れてしまうのは少し淋しいですが、このような機会をもうけていただき、幸運でした。
一緒にセミナーに参加した皆さんとのご縁にも感謝です。

この記事の筆者

鈴木健介(アミケン) / Kensuke Suzuki

1977年 大阪生まれ。編集者 & セラピストのパラレルキャリア。
厚生労働大臣認定 あん摩マッサージ指圧師 / 合同会社GX代表 / アミケン編集塾 塾長 / PRSJ認定PRプランナー / 日本指圧専門学校 61期卒 / 趣味:阿波おどり
操体法は 私の曾祖父、橋本敬三が考案した健康法です。
SOTAI is a movement therapy that was invented in Japan to heal your body naturally.

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